Raspberry Pi 3 で始める電子工作 (1) 〜 きっかけと本体購入
きっかけはこんな感じの記事でした。
JavaScript といえば、昔はブラウザ専用の言語でした。
jQuery とかで HTML に動きをつけたりできます。
JavaScript でサーバー側も記述したい。ということで Node.js を利用してサーバーサイドの開発でも利用できるようになりました。
そして iPhone / Android のスマホの開発においても ReactNativeなどを利用してJavaScript を利用できるようになりました。そして最近では Electron を利用してデスクトップアプリも開発することができます。
そして現在では 今回のような Raspberry Pi や Arduino などの電子工作の分野でも JavaScript を利用した開発ができるようになりました。
この話を聞いて、むか~し 自分が小学校の時に憧れた 電子工作熱 が今になって再燃することになりました。
ということで Raspberry Pi 3 で始める電子工作 を始めます。パチパチ
Raspberry Pi 3 本体の購入
今から始めるのであれば最新版の Raspberry Pi 3 Model B で始めましょう。
前回の Raspberry Pi 2 と比べて CPU などの性能がアップし、Wifi と Bluetooth がオンボードになっています。ただその分、消費電力が増え、5V / 2.5A が必要となっているので電源部分が多少厄介になっていますが、これから説明していきます。
まず Raspberry Pi 3 の本体ですが、現時点においてはこちらがおすすめです。
Raspberry Pi3 Model B ボード&ケースセット (Element14版, Clear)-Physical Computing Lab
- 出版社/メーカー: TechShare
- メディア: エレクトロニクス
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Raspberry Pi を購入すると基盤むき出しのままとなっていますが、いろいろ取り回す際にはケースがあると持ちやすく安全です。また上記のケースセットでは GPIO と呼ばれる Raspberry Pi の端子に対してのピン差しなどを行う小窓が空いており、ケースをつけたまま利用することができます。
Raspberry Pi 3 には Element14製 と RSコンポーネンツ製の二種類がありますが、生産国の違いです。ただそこは気にしなくても大丈夫だと思いますので安い方、手に入りやすい方で大丈夫です。私はたまたま売っていた RSコンポーネンツ製です。秋葉原で本体とケースを別々に購入したら 7,000円になってしまった。Amazonで購入すればよかったと思いました。
Raspberry Pi 3 を利用するためには他にも色々必要なものがあります。
micro SDカード
Raspberry Pi は通常のPCでいうハードディスクの代わりにmicroSDカードを利用して、microSDカードに OS をインストールして利用します。
この microSDカードは結構相性があるみたいで RPi SD cards - eLinux.org の OK となっているカードを選ぶと良いと思います。
私は以下を購入しましたが問題なく利用できています。
Transcend microSDHCカード 16GB UHS-I対応 永久保証 TS16GUSDU1
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- メディア: Personal Computers
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USBキーボード・USBマウス
Raspberry Pi のセットアップで、ネットワークの設定を行って ssh で接続できるようになったら、接続元の Mac or Windows で大抵のことはできるのでいま利用しているUSBキーボード・USBマウスがあればそれでも問題ありません。なければ安いのを購入しましょう。
HDMIに対応したディスプレイとケーブル
Raspberry Pi のセットアップで、ssh で接続できるようになるまで、Raspberry Pi をディスプレイに表示する必要があります。Raspberry Pi は HDMI を利用できるので、HDMIに対応したディスプレイがあれば、HDMI - HDMI のケーブルがあれば表示可能です。HDMI対応のディスプレイはないけど、DVI-D 端子ならある場合は HDMI - DVI-D 変換ケーブルでうまく行ったという記事があるのでそちらを購入しましょう。
こちらも ssh で接続できるようになれば、HDMIを Raspberry Pi に接続しなくてもなんとかなるので、今あるディスプレイがあればそれで作業できます。
USB電源 5V / 2.4A
Raspberry Pi 3 からは 5V / 2.5 A の電源が必要となります。よくあるUSBコンセントの5V / 1A では電力不足なので 以下のような 急速充電 の付いているような 2.4A 対応のUSB電源を購入しましょう。またUSBケーブルも高速充電対応のケーブルを選択すると良いです。
5V / 2.5A の電源が必要なのに 5V / 2.4A でいいの? はい、誤差の範囲で大丈夫です。私の環境でも問題なく利用できています。 5V / 2.5A のUSBは少し手に入れるのがむずkしいと思いますが 5V / 2.4A であればヨドバシでもAmazonでも入手が容易です。
Anker 24W 2ポート USB急速充電器 【急速充電 / iPhone&Android対応 / 折畳式プラグ搭載】 (ホワイト) A2021121
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: エレクトロニクス
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LANケーブル(ネットワーク環境)
Raspberry Pi は Wifi も 有線 もどちらにも対応しています。もし有線LANがあればそちらのほうが安定しますが、必要に応じて準備します。
家にあるもので代替できるものも多いですが、ある意味 Raspberry Pi は小さいPCなので、通常のPCと同様に、キーボード・マウス・ディスプレイ・インターネット回線・microSD(ハードディスクの代わり)が必要となります。
次回は 初期設定や電子工作の始めるための準備について書きたいと思います。
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